タイ・バンコク都のサトリウィタヤ女子学園周辺で寝泊まりしているホームレスが、通行する学生や教師らに金銭を要求したり、言葉による嫌がらせや暴行をしたりすることが問題となっている。バンコク都は一時的に、学校前にフェンスを設置。警察官を24時間体制で待機させるなどの対策を取るという。
タイ公共放送PBSによると、バンコク都のニパット顧問は10日、同学園の副学園長と共に現場を視察。ディンソー通りからラーチャダムナーン通りのコークウワ交差点まで、ホームレスが寝泊まりできないようフェンスを設置した。
一方で同顧問は、ホームレスを非難しないよう理解を求め、都は学生とホームレスの両方をケアすると述べた。