タイ中央銀行(BOT)は4日、2023年第1四半期末の家計債務残高が16兆バーツで、対国内総生産(GDP)比は90.6%に達したと発表した。前四半期は15.2兆バーツ、対GDP比は86.3%だった。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。 BOTは7月末に、家計債務問題に対する持続可能で永久的な対策を発表する方針。特に新型コロナウイルス感染症の影響で発生した不良債権や長期間の借金、急速に増加する新たな債務などについての対策を示すという。