タイ首相府のアヌチャ―報道官は5日、6月の国内のサル痘(エムポックス)感染者数は48人で、前月の21人から2.3倍に増加したと明らかにした。 保健省・疾病管理局の報告によると、現時点で全員が軽症。患者はタイ人が41人、外国人が7人。都市別ではバンコク都が38人、サムットプラーカーン県が3人、チョンブリー県とノンタブリー県は各2人、サムットサーコーン県・プーケット県・パトゥムターニー県は各1人。HIV感染症の罹患歴があるのは22人。 同局は、感染者との濃厚接触を避けるよう注意を促している。