バンコク都庁(BMA)はこのほど、437の都立学校に対し、生徒の私服登校を1週間のうち1日認めるよう指示した。子供の自由と権利の尊重に向けた第一歩だという。
ザ・ネイションの報道によると、命令書は2通で、1通は私服登校に関する内容。私服を着るのが難しい生徒は、制服や体操服を着用できる。もう1通は髪型に関する内容で、学校は生徒に指定の髪型を強制せず、生徒と合意する必要があるという。強制的に散髪するなど、公衆の面前で生徒に精神的苦痛を与えないよう指示した。
報道によると、教師が髪型に関する規則に従わない生徒に対し、朝礼中に全校生徒の前で髪を切る罰を与えることがあるという。