カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、今年3月上旬にマレーシアで行われた第7回アセアン-EU自由貿易協定(FTA)協議で、同協定の交渉が進展があまり見られなかったことから、現在の経済危機を救う一役を担うことはできない可能性が高いと明らかにした。
また現在の経済危機で2月のEU消費者信頼感指数が、過去20年来の低水準を維持していることから、今年1-2月期のタイからEUへの輸出が、前年同期比28.2%減となったという。
そのため、今年タイの輸出額は前年比13.5-20.0%減となるとの予測を明かした。