タイのアティラット運輸副大臣は20日、バンコク高速都市鉄道MRTのイエローライン23駅(ラートプラオ駅~サムローン駅)の乗車賃について、15~45バーツとする案を来週の閣議に提出すると明らかにした。乗車賃は7月3日から必要になる。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
イエローラインは6月3日から、システムの試験や利用者の意見を聴取することを目的に13駅で試験運用を開始。期間中は運賃無料。徐々に乗車駅を拡大し、現在は全23駅で運行している。
ザ・ネイションの20日付報道によると、試運運用開始からこれまでに、イエローラインとブルーラインの接続駅であるラップラオ駅のエレベーターが混雑し、長蛇の列ができるトラブルが報告されているという。