日用雑貨や住宅設備品を販売するタイの通販サイト「NocNoc」は、顧客の消費行動に合わせて商品を勧めるNocNocアプリの分析結果を公表し、消費者に最も人気のある内装は「日本風(25%)」だったと明らかにした。「北欧風(23%)」、「インダストリアル(20%)」が続いた。バンコクビズが21日報じた。
1~4月のNocNoc公式サイト・アプリの利用率は前年同期比64%増加した。同社は、今年の売上げは前年比170%増加する見込みで、2025年のインテリア・内装品の国内通販市場は19%成長すると予測している。
一方、実物を見て購入できないことが通販の弱点で、特に大型家具の購入時に消費者は不安を感じていると分析。同社は、購入前に顧客の疑問に答えるなど、不安を払拭するサービスを展開するとした。
また、同サイトの顧客の6割は建築業者や内装業者で、リピート率は74%。一般の顧客は4割で、リピート率は26%だった。