タイ気象局は12日、インド洋北東のベンガル湾で熱帯低気圧が発達している影響で、タイ北部・中部・東部・南部の各地域で、今日から15日にかけて局地的に大雨が予想されると発表した。カオソッド・オンラインなど各メディアが報じた。
きょう午前4時頃、ベンゴル湾でサイクロン「モカ」が発生。中心付近の最大風速は時速105キロメートル。時速約10キロメートルの速度で北へ進んでいるという。
14日から15日にかけてミャンマーに上陸すると予想され、同局は大雨による鉄砲水や河川の氾濫に警戒するよう呼びかけている。
またアンダマン海上では高波も警戒されている。同局は、13日から15日にかけて2~3メートル以上の高波を予測しており、小型船舶は16日まで出航を控えるよう注意を促している。