タイ観光・スポーツ省のピパット大臣はこのほど、外国人旅行者に6月1日から徴収する予定だった観光入国税について、9月1日に延期すると発表した。
タイ政府広報局の4月26日付フェイスブックページによると、観光入国税システムが円滑に運用されるよう、航空会社と協議を進めているという。
観光入国税の導入は、2月のタイ政府閣議で決定していた。空路は1人300バーツ、陸路と水路は1人150バーツ。タイ滞在が1日のみの旅行者や労働許可証の保持者、トランジットの乗客は免除されるという。
観光・スポーツ省は、徴収した税金は外国人観光客への健康・傷害保険や、観光地の開発に充てるとしている。