宝石商の中心地であるタイ東部チャンタブリー県の宝石・宝飾品の売上高が、今年は300憶バーツを突破する見込みだ。同県宝石・宝飾品事業者協会によると、国内市場の売買と輸出も順調で、ヨーロッパやアメリカ、インド、中国からの需要も高いという。タイ字紙プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
宝石・宝飾品の輸出は、同県第3位の収入源。同協会副会長によると、今年第1四半期の売上高は約210億バーツ。今年の同県の宝石・宝飾品市場の成長率は新型コロナウイルス感染症流行前の水準に回復し、250~300億バーツの見込み。シーチャン通りのプロイ市場は7~8割回復し、中国人商人による1日の売買金額は約2~3憶バーツだという。
副会長によると、コロナ渦の2年間は売上高が激減していたが、2022年の入国規制緩和後、ヨーロッパやアメリカ、インド、中国からのバイヤーが戻ってきたという。