タイ財務省財政政策局(FPO)は、今年タイのGDP成長率予測を前回の0-2%との成長から、マイナス2%からマイナス3%に引き下げたことを明らかにした。引き下げの理由として世界経済、特に主要輸出先の経済が著しく悪化していること、また民間投資が国内外の受注の減少につれ、回復が遅れることとしている。 FPOによると、タイのGDP成長率は今年第1四半期に最も悪化し、今年第4四半期頃に政府による経済促進政策の効果が現れ始めることからプラスに転じるという。