タイ環境省公害管理局は21日、4月25日から27日にかけて、タイ北部を覆う高気圧の影響で、北部地域の10~30%に大雨・暴風の可能性があると発表した。雨の影響で、森林火災や大気汚染物質PM2.5(微小粒子状物質)の改善が見込まれるという。タイ字紙タイラットが報じた。
21日朝の時点で、チェンマイ県内で発生している山火事は、ファーン郡、メーテーン郡、メーワーン郡、チェンダーオ郡、メーチェム郡の8カ所となっている。
またチェンマイ県副知事は、2月15日から発令されていた野焼き禁止措置が4月30日に終了するため、計画の見直しを行うと発表した。農業従事者は次の農業シーズンに備えて焼き畑を始める見込みで、全地域で計画的に実施されるよう注視するという。