タイ字紙マティチョン・オンラインは19日、チェンマイ動物園(北部チェンマイ県)で飼育されているジャイアントパンダの「林恵(リンフイ)」(メス・21歳)の死亡が確認されたと報道した。前日の18日から身体に異常があり、中国の専門家と相談しながら医者が診察していたが、19日朝になって死亡が確認された。死因は後日発表される見込み。
バンコク・ポストによると、リンホイは2001年9月28日に中国・四川省で生まれた。2003年10月12日、タイと中国の親善大使としてチェンマイ動物園に派遣され、人気を博した。
ジャイアントパンダの寿命は通常、野生で15~20年、飼育下で最大30年。リンホイは今年、中国に返還される予定だったという。