タイ保健省は17日、ソンクラーン祭りの4月9日から15日の間に病院で確認された新型コロナウイルスの新規感染者は435人で、1日あたり平均62人だったと発表した。マティチョン・オンラインが17日伝えた。
前週(2日から8日)は168人、1日平均24人で、7倍の増加。数年ぶりに完全な形で開かれたソンクラーンで、多くの人が外出したことが原因だという。
同省のサラウット氏は、新型コロナの変異種であるオミクロン株の感染が世界で増加していると指摘した。特にインドでの増加が顕著だが、タイでも感染が確認されているという。オミクロン株は感染力が高く、症状は軽症が多い。高熱が出て目が赤くなるのが特徴だという。同氏はソンクラーン後、症状が出た場合は注意するよう述べた。