タイ・バンコクのワット・プラヤクライ警察署に17日、サトーン区のアパートで人が死んでいると通報があった。医療関係者と共に現場へ向かうと、ミャンマー国籍の男性(34歳)が自室で倒れており、死亡が確認された。警察によると、新型コロナウイルスの抗原検査(ATK)で陽性が出たという。カオソッド・オンラインが17日伝えた。
アパートは5階建てで、男性の部屋は最上階。争った形跡や身体の傷は無いという。同じアパートに住む住民によると、男性はミャンマーからの労働者。職場の工場は不明だが、毎日出勤して夜に帰宅するという。ソンクラーンの連休中は仕事に行かず友人と出かけていたが、二日ほど前から高熱が出て目が赤くなり、新型コロナウイルス感染症に似た症状が出ていた。病院には行かなかったという。
警察は男性を感染防止の収納袋に収容し、チュラーロンコーン病院に移送して保管する。