タイ国政府観光局(TAT)のプーケット支部は9日、旅行客の増加により、ソンクラーン期間中の観光収入が約45億バーツにのぼると予測した。プラチャーチャート・トゥラキット(電子版)が報じた。
プーケット支部によると、国内を旅行するタイ人の増加でホテル予約は約10万件、宿泊率は85%に達し、新型コロナウイルス感染症流行前の2019年4月を上回ったという。4月13日から16日にプーケットを訪れる旅行者は約2万2000人超。コロナ渦の落ち込みからは完全に回復しており、今後はより購買力の高い観光客の集客を目指すという。
4月9日時点で最も多い外国人旅行者はロシア人で、中国、インドが続いた。また同支部は中国人観光客について、以前のような団体旅行ではなく若者が少人数で訪れる形が増えており、プーケットの旧市街を観光していたと述べた。
ソンクラーン期間中、ライムライトアベニューやセントラル・プーケットなど、プーケット各地でイベントが開催される予定。