タイ中央銀行(BOT)バンディット副総裁は、今回の経済危機は世界恐慌以来の危機であることから、今年タイのGDP成長率はマイナス成長となる見通しであることを明らかにした。またこの経済危機は来年まで影響を及ぼし続ける見通しだという。
また現在の国内状況について、この経済危機が長期化したことで、外資がタイ国内から引き上げたことによりバーツ安が加速し、さらにはタイ株式市場の主要指数であるSETINDEXが、前年43%下落し今年に入りさらに下落しており、企業が資金を集めにくい状況となっていると述べた。