タイ工業連盟(FTI)は、2023年の美容・健康関連商品について、新型コロナウイルス感染症の影響が解消したことで、輸出額は約6000億バーツまで回復すると予測した。マティチョン・オンラインが4日報じた。
FTIはサプリ・薬草・美容などの関連事業者と協議。マスクが不要になり、スキンケアや健康関連商品の売れ行きが伸びているという。一方、電気代の高騰など生産コストの上昇を理由に、化粧品メーカーがタイからベトナムやインドネシアへ移転する動きもあるという。
FTIは、世界最大手のブランドがタイからの撤退を検討していると指摘。政府に対し、コスト高を解決するよう求めている。