トヨタ・モーター・タイランド(TMT)が28日発表した自動車販売統計によると、2月の国内販売は7万1551台で、前年同月に比べて3.9%減少した。乗用車は同10.1%増の2万4867台、商用車は同10%減の4万6648台、1トンピックアップトラックは同18.8%減の3万3635台だった。
1~2月の累計売上高は同4.7%減、販売台数は13万7130台だった。
上級執行副社長のSupakorn Rattanawara 氏は、乗用車と商用車市場は好調を維持していると説明。過去1年間と比較して市場は飽和状態にあるため、多くの自動車メーカーが最近、顧客の注目を集めるために新型の乗用車を発売したと指摘した。
3月の自動車市場は、タイ経済の回復から好転すると予測。特に観光部門の需要が増加すると見込んだ。
メーカー別では、首位はトヨタで2万5612台(同2.5%増)。2位はいすゞで1万5375台(同23.9%減)。3位はホンダで8705台(22.8%増)だった。