英不動産会社のナイトフランク(タイ)は27日、2022年末時点のプーケット県内の不動産市場について、戦争から逃れてきたロシア人からの需要が増えていると公表した。別荘の購入者のうち、以前は10~15%程度だったロシア人の割合は、現在は40~60%まで上昇しているという。プラチャーチャート・トゥラキット(電子版)が報じた。
同社エグゼクティブ・ディレクターのFrank Khan氏は、購入者の人気はカタビーチやカロンビーチ、パトンビーチ、カマラビーチ、バンタオビーチ、ラグナ、ナイソンビーチに集中しており、不動産価格が15~20%上昇していると述べた。
ロシア人の需要は今後、1~2年は高水準が続くと予想。ロシア人以外では中国人が多いという。