タイ米輸出協会ジャルーン会長は15日、2023年のコメ輸出目標を750万トン、総額1380憶バーツ(38憶米ドル)に設定したと明らかにした。一方でインドは2150万トン、ベトナムは680万トンのコメ輸出量を見込み、タイは2位となると予測した。タイ地元紙各紙が報じた。
2022年のコメ輸出量は、首位はインドで2194万トン(前年比8.2%増)。2位はタイで769万トン(同22.2%増)、3位はベトナムで710万トン(12.5%増)だった。
またジャルーン会長は、1月1日から2月13日までのコメ輸出量が、前年同期比12.5%減の98万7491トンだったと述べた。1月のコメ輸出量は70万6380トン、2月(1~13日時点)は28万1110トンだった。
ジャルーン会長は、バーツ相場の変動が影響して輸出量が減少したと指摘。1米ドル34~35バーツが最適なレートだとして、タイ中央銀行に通貨の安定化に注力するよう求めた。