タイ中央銀行(BOT)は11日、ネットバンキングでの詐欺被害防止のため、BOTと金融機関が不正情報を共有できるよう法案の準備を進めていると述べた。怪しい手続きや口座関連の情報を、個人情報保護法に基づき合法的に共有できるようになる。 またBOTは、ネットバンキングに認証手続きの導入を予定していると述べた。振り込みの金額や頻度など一定の条件に当てはまる場合、認証手続きが必要になる。顧客が詐欺被害を通報できる24時間のホットラインも設置する。