タイ工業連盟(FTI)が発表した2022年12月の産業信頼感指数(100以上が好感)は92.6で、前月比0.9ポイント低下した。減少は7か月ぶり。
電気料金や金利の引き上げにより、生産コスト上昇への懸念が高まった。また12月の営業日が少なく、受注・生産量・売上高が減少したことも影響した。一方で年末年始の国内需要増加や観光業の回復、石油価格の低下がプラス要因となっている。
3か月後の指数予想は99.9で、前月比2.9ポイント上昇する見込み。国内需要の拡大や政府の経済措置、中国人観光客の増加がプラスに働くと予想されている。