タイ中央銀行(BOT)は12日、国内で初めてバーチャルバンク(仮想銀行)の設立を許可する方針を明らかにした。
ライセンスの許可や設立関連の意見調査を2月12日まで実施し、2023年3月までにガイドラインを発行する。金融事業者がサービスを開始できるのは2025年中期ごろの見込み。現時点で約10件以上の問い合わせがあり、このうち3件は海外の企業だという。
サービス開始から数年はBOTが監視する。準備不足や市場独占などのリスクがあれば、改善や閉業などの監督を行う。問題が無い場合、監視のレベルを引き下げるという。