商業銀行大手カシコーン・バンク(KBANK)傘下の総合研究所カシコーン・リサーチ・センター(KRC)の調査によると、2022年12月の経済状況指数(KR-ECI)は、前月の35.0から34.7に低下した。光熱費が上昇するなど、物価高が家計を圧迫した。一方で政府の支援策や観光事業の回復で雇用状況が改善し、3カ月後のKR-ECIは上昇する見込み。
調査によると、電気代の高騰や新型コロナウイルスの感染再拡大、雇用・収入に対する不安など、2023年も生活費への懸念が根強いことが分かった。
一方で政府の支援策や観光事業の回復、総選挙がプラス要因となり、今年上半期には指数の改善が予想されているという。