タイ南部スラートターニー県のサムイ島では飲食店などの営業が再開し、多くの観光客が訪れ活気を取り戻している。特に観光のランドマークとして開発された歩行者天国「フィッシャーマン・ウィレッジ」は先月、地域住民と政府機関が協力して18~20時の車両通行を規制。歩行者天国を実現したことで、タイ人や外国人観光客が増えているという。
ボプット・ビーチの海岸通り約1kmに渡る歩行者天国には、レストランや土産店が100店以上並び、パフォーマンスショーも開催。夜のビーチや買い物を楽しむ観光客で賑わい、一晩で約300~500万バーツを売り上げているという。
道路沿いに住むホテル事業者は、以前は絶えず車が通行し、観光客は車を避けて歩く必要があったと話した。