中国政府が国民の海外旅行解を禁後して初となる航空便が9日、バンコクのスワンナプーム国際空港に到着し、中国人観光客269人がタイに入国した。空港で開かれたセレモニーにはアヌティン副首相兼保健相、サックサヤーム運輸相、ピパット観光スポーツ相らが出席し、到着した乗客に花飾りを手渡すなどして歓迎した。
タイ政府観光庁(TAT)によると、到着した初便は厦門航空MF833便。9日は中国から15便が運航され、3,465人が搭乗したという。
タイ空港公社 (AOT) は2023年、約700万~1000 万人の中国人旅行者がタイの空港を利用すると予測。新型コロナウイルス感染拡大前の2019 年には、約2050万人の中国人旅行者がタイの空港を訪れたという。