タイ保健省は、タイ、イサーン地方の4県(ナコンラーチャシーマー県・チャイヤプーム県・ブリーラム県・スリン県)で、今年1月1日から7月23日までにデング熱に感染した人が536人だったと発表した。
タイ地元紙によると、同地方では10万人あたり7.99人の確率で感染している。死亡者は出ていない。
最も多い年代は10〜14歳、次いで5〜9歳だった。10〜14歳に関しては男性が多く感染しており、患者は増加傾向にあるという。
感染者が最も多かった順に、スリン県の248人(10万人あたり18.02人)、ナコンラーチャシーマー県の192人(同7.29人)、チャイヤプーム県81人(同7.22人)、ブリーラム県の15人(同0.95人)。
ナコンラーチャシーマー県は前年同期と比べてプラス114人と、かなり増加している。