タイ南部のホテル協会は、13日から17日の連休中のタイ人観光客の増加に関して、普段より5〜10%の増加にとどまる見込みとしている。
タイ地元紙によると、同協会会長は、タイへの「Test&Go」による入国措置の廃止後、外国人観光客が増えており活気が出てきたものの、現在はオフシーズンで新学期も始まっているため家族で訪れる客が少ないと話す。同地を訪れる外国人観光客は、インド、シンガポール、オーストラリア、イギリス、マレーシアからが多い。1〜5月は宿泊率の平均が40%あったが、オフシーズンの6月は38%くらいまでに少し下がった。下半期の宿泊率は事前予約も少なく期待しづらいとも。
上半期の全体の観光客数は約200万人で、そのうち外国人観光客は約50万人でタイ人観光客は約150万人。コロナ渦前の2019年は外国人観光客が約800万〜900万人で、タイ人観光客も通常は約400万人あった。下半期のタイ人観光客は上半期同様の150万人を見込んでおり、今年全体で約300万人になると予想する。