タイ政府は、バンコクで登録している7人乗りまでのタクシーについて6月11日以降、長距離の利用で、近隣6県(ノンタブリー、パトゥムターニー、サムットプラーカーン、チャチューンサオ、サムットサーコーン、ナコーンパトム)以外への移動の際には、今まで通りのメーター利用のほか、乗客との値段交渉での乗車も可能にすると公告した。
タイ地元紙によると、現状では主にバンコクのタクシーが他県へ乗客を運ぶ場合に値段交渉によるものが好まれているが、今までの法律では適していなかった。そのためタクシーの長距離利用をスムーズにし、顧客満足度を上げるために法律の一部を変更する必要があり、今回の改定に至ったという。