タイ地元紙によると、サハ・パット・グループのブンヤシット会長は、経済不況により消費者が贅沢品を買い控え、生活必需品を優先するようになることから、今年の消費材市場は停滞しないものの、他社との競争が激化するとの予測を明らかにした。
また輸出業者の優位性を保つためにも、タイ中央銀行(BOT)にバーツを現在よりさらに引き下げるよう求めたという。会長によると、バーツが1ドル1バーツ以上下落すれば30万人の失業者の雇用を創出できるという。だがもし現状の1ドル36バーツで維持し続けると、今年の失業者数が120万人を超えるだろうと述べた。