トヨタ自動車(タイ)は、今年2月のタイ国内自動車市場の販売台数が前年同月比30.7%減の3万4361台となったことを明らかにした。これはタイ国内経済不況の影響で、消費者の購買意欲を停滞させたことを理由に挙げている。
今年2月の普通乗用車の販売台数は前年同月比16.6%減の1万4248台、商用車の販売台数は前年同月比38.1%減の2万113台、このうち1トン・ピックアップトラックの販売台数は、前年同月比37.3%減の1万7424台だった。
また同社は、今年3月について、政府による減税やモーターショーが控えていることから、自動車市場の販売はある程度回復に向かうとの予想を明かした。