タイ中央銀行(BOT)は、最近タイ国内の銀行が発行するクレジット・デビットカードが不正利用されるケースが相次いでいると発表した。
タイ地元紙によると、今月14日から17日にかけて不正利用されたカードが、1万700枚あったことが確認された。
不正利用のうち半数以上が海外で使用されており、1回の決済金額は1ドルほどと少額だった。
被害額は合わせて1億3000万バーツほどとされており、被害にあった人への補償手続きを進めているそうだ。
BOTとタイ銀行協会(TBA)は、少額決済の警戒を怠らないようにするなど、対策を講じるそうだ。