タイ中央銀行(BOT)は、国外に出稼ぎしているタイ人労働者による08年12月の本国への送金額が前年同月比9.6%減の52億800万バーツとなり、今年1月の同送金額が14.4%減の46億3700万バーツとなったことを明らかにした。
また08年12月末に国外に出稼ぎしていたタイ人労働者数は前年同月比20.2%減の1万1050人となり、今年1月の同労働者数は前年同月比26.2%減の1万1186人となった。
タイ中銀によると、世界経済危機の影響で、世界中の企業が従業員の削減を進めていることから、出稼ぎタイ人労働者が2ヶ月連続減となったとしている。