タイ政府観光庁(TAT)は、タイ北部チェンマイ県の外国人観光客向け入国規制緩和措置を10月1日から実施する方向で調整している。
タイ地元紙によると、当初9月1日から実施する予定だったが、タイ国内での感染拡大に加え、実施地域のワクチン接種率が想定を下回る状況であることから延期を決めた。
チェンマイでの入国緩和措置は、プーケットやサムイなどで実施されているものと違い、旅行会社が販売するツアーのみ対象となり、個人の観光は対象外となる。
対象地域はチェンマイ県全域ではなく、ムアン郡、メーテーン郡、メーリム郡、ドーイタオ郡のみ。
対象地域から出る場合は、14日間のツアーを利用し、14日滞在後であれば移動可能となる。