タイ工業連盟(FTI)によると、2021年7月の産業信頼感指数(基準値100)が前月の80.7から78.9に悪化した。4カ月連続の悪化となり、過去14カ月で最低の数値となった。 タイ国内で新型コロナウイルスが再流行し政府がロックダウンを実施していること、複数の工場でクラスター(集団感染)が発生し生産に影響が出ていること、ワクチン接種が遅れていることなどが悪化の理由。ただし前月同様に輸出自体は改善に向かっており、プラス材料も出てきている。