タイ保健省医科学局(DMSC)は、タイ国内で流行している新型コロナウイルスの多くがデルタ型(インド型)に変わったことを明らかにした。
タイ地元紙によると、先月24日から同30日にかけてタイ国内全土の感染者2547人を対象に検査したところ、78.2%がデルタ型だった。このほか21.2%がアルファ型(英国型)、0.6%がベータ型(南アフリカ型)だった。
バンコクでは86.2%がデルタ型、13.8%がアルファ型だった。
これまでバンコクで特にデルタ型が多く見つかっていたが、すでに全国に広がっていたことが明らかとなった。