タイ保健省医療局(DMS)は、タイ国内で流行する新型コロナウイルスについて、デルタ型(インド型)の感染者が拡大していると発表した。
タイ地元紙によると、先週(10〜16日)全国で感染した3340人を検査したところ、62.6%がデルタ型だったそうだ。このほかアルファ型(英国型)が34%、ベータ型(南アフリカ型)が3.3%だった。
バンコクに至ってはデルタ型が77%ほどと、地方に比べてデルタ型の感染者が多い結果となった。
感染者が急増している背景には、特に感染力の強いデルタ型が流行しているためとみられる。