シティーコープ証券(タイ)トーンマクット取締役は、今年に入りタイの株式市場が閑散としていることについて、外国人投資家が世界経済に危機感を抱いていることから、タイの株式市場に外資が入らず売買代金が伸びていないことを明らかにした。
昨年の同市場よりは外国人投資家から信頼を得る状況となっているものの、世界経済に危機感を抱いていることや、未だ政情が完全に安定していないことも影響していると述べた。
また取締役によると、現在の閑散とした市場は今年第2四半期まで続く見通しで、今年下半期頃には回復を始めるという。