カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、現在アジア諸国の通貨と共に、バーツが対ドルで連日下落していることを受け、近い将来バーツが対ドルで36.50-37.00バーツとなる可能性があることを示唆した。 同センターによると現在のバーツ安はタイ経済が脆弱だったことから売られた1997年のアジア通貨危機のものとは違い、今回のバーツ安の原因は諸外国の問題から売られているだけだとしている。現在タイは対外債務が少なく、国際準備通貨が1000億米ドルほどあり、健全だとしている。