タイ南部ナラーティワート県厚生局は、同県内でチクングンヤ熱が流行し、既に5000人以上の患者が病院等の施設で治療を受けていることを明らかにした。また病院等の施設で治療を受けていない人も数多くいるという。 現在チクングンヤ熱が最も流行しているのは、県内のイーゴー郡、スンガイパーディー郡、ウェーン郡の3郡で、この3郡のみでも感染者は5000人を越えるという。 このチクングンヤ熱は蚊を媒体として人に感染する。潜伏期間は数日で、その後関節痛とともに、発疹、高熱、頭痛などが伴う。