タイ南部の中心都市であるソンクラー県ハートヤイが、新型コロナウイルスの影響で景気が悪化し続けている。
タイ地元紙によると、中心の商業地区はホテル、アパートなど多くの企業が事業売却の看板を掲げており、悲惨な状況を物語っている。
ハートヤイホテル協会関係者の話では、ハートヤイのホテルは外国人からの売上が70%ほどと外国人観光客依存度が高いことから、観光客の客足が戻らない限り厳しい状況が続くと見られている。
ハートヤイは、マレーシア、シンガポール、インドネシアなど近隣国からの観光客が多く、中でもマレーシア人観光客が圧倒的に多い。