スタンダードチャータード・バンク(タイ)経済分析部ウサラー女史は、バーツ相場は今後1-2ヶ月以内に1ドル37バーツに達するとの予測を明らかにした。だがタイは主要産業が輸出業を中心とした国であることから、今後バーツ高となるよりバーツ安のほうがよいという。 またタイ中央銀行(BOT)国内経済担当のアマラー女史は、現在対ドルに対しバーツが急速に下落していることについて、1ドル36バーツ台となったものの、アジア諸国通貨も同様な動きを見せていることから、正常の範囲内だと述べている。