タイ中央銀行(BOT)は、今年第2四半期時点での家計債務がGDP比で83.8%に上昇したと発表した。過去18年で最高の水準となった。 タイ地元紙によると、前期時点ではGDP比で80.1%だったが、新型コロナウイルスの影響で景気が悪化し借り入れが急増していることが理由。 カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、今後も家計債務は上昇傾向にあり、年末までにGDP比で88〜90%まで上昇する可能性があるとみている。