バンコク都内を中心に多くの飲食店で、従業員不足が問題になっているようだ。
タイ地元紙によると、バーガーキングやピザ・カンパニーなどを展開するマイナー・フード・グループは、新型コロナウイルスの影響で多くの店舗を一時閉店したが、現在はすでに再開し客足は戻ってきているそうだ。
ただし一部の従業員が里帰りしたまま戻ってこないため、深刻な従業員不足になりつつあると明かしている。
また日本食ZENを展開するゼン・コーポレーションも同様に、飲食事業は回復傾向にあるが、従業員不足が問題になっているとのこと。
タイ政府によるロックダウンの影響で、近隣国からの外国人労働者が再入国しづらい状況にあること、タイ人に不人気な職業であることが、この問題の背景にあるようだ。