8日タイ地元紙によると、タクシン元首相が2月末にタイに一時帰国する予定があると報じた。これによると、現在汚職疑惑で審議中の裁判に出廷する為1週間程度タイに一時帰国し、許可を得た上で再出国するとしている。
先日、この汚職疑惑で審議中の裁判中、同氏の妻ポチャマン女史が出廷した際、タクシンは5月に帰国し、自ら身の潔白を証明すると述べていた。
この報道に対し同日午前、元タクシン首相の顧問弁護士だった現外務大臣ノバトン氏は、5月中の帰国を予定していたが、早期帰国の可能性があることを明らかにした。
一部報道では、同氏と現首相のサマック氏が不仲説が浮上しており、サマック氏にプレッシャーを与えるのが狙い、との見方も出ている。