新型コロナウイルス対策本部の対策措置検討委員会ナッタポン陸軍副司令官は、昨日明らかになったエジプト人の軍関係者から感染が確認された件について、今後このような事態にならないよう各国政府要人などの入国規制を厳格化する方針を示した。タイ地元紙各紙が報じた。
この人物は、入国後14日間の強制隔離を逃れる形で、中部ラヨーン県内のデパートなどに買い物に行っていたことが判明し問題となっていた。エジプトの軍関係者で従軍していたことから、現在タイ政府が行っている14日間の強制隔離措置を厳格に実施していなかったようだ。
特に軍関係者だったこともあり、市民からの批判が殺到していた。
この問題を受けて、ラヨーン県では感染者が訪れたデパートを2日間休業、県内の学校を数日間臨時休校することが決まった。