国家警察本部チョンラック副長官は24日午後、ラマ8世橋に白人男性の頭部が吊るされていた事件について、検死の結果や聞き込み調査などから、死亡した男性は自殺の可能性が高いと明らかにした。
検死の結果、首にあった傷は刃物によるものではなく、吊るされた際にできた傷であることがわかった。
また死亡した男性の身元について、ロシア人の可能性も挙がっていたが、死亡した男性の所有物にイタリア製が多かったことから、ここにきてバンコク都内スクンビット地区のトンロー近くにあるレックスホテルに泊まっていたイタリア人宿泊客(49)の可能性が高いと見られている。
今後同事件は、30日以内に他殺の可能性が高い証拠等が出ない限り、自殺としてバンコク都知事に報告するとしている。