不動産仲介大手のCBリチャード・エリス(CBRE)タイランドが11日に発表した今年第1四半期(1〜3月)におけるバンコク都内のコンドミニアム市場に関するレポートによると、同四半期の販売戸数は前年同期比64%減の6245戸となった。ここ10年で最低の水準。 去年からコンドミニアムの販売が落ち込んでいたことに加えて、新型コロナウイルスの影響でさらに悪化した。 多くの不動産開発企業が新規プロジェクトの販売や発表を取り止め、市場が回復するまでは販売中のプロジェクトに注力している状況だ。