タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)を中心とした赤服集団は24日、予定通り王宮前広場で集会を開始した。一部メディアでは数千人規模と報道されており、今後さらに拡大する可能性が高い。
また午後11時30分頃、UDD幹部のチャクラポップ、ナッタウット氏を中心に一部赤服集団が首相官邸前に到着しており、今後集会の中心は首相官邸前となる。
UDDは以前から首相官邸内を包囲するのみで内部に入るような行動はおこさないとしており、今回の集会は平穏に終わるものと見られている。
また明日の予定として、反タクシン派団体の民主主義市民連合(PAD)が昨年行ったドンムアン・スワンナプーム国際空港封鎖や首相官邸占拠などの一連の行動を支持したガシット外務相に対し、即刻辞任するよう外務省前で抗議を行うとしている。